平成20年度特別支援教育基礎講座の様子
<期日>
平成20年8月11日(月)、12日(火)
<受講者>
小学校64名 中学校25名 高等学校7名 特別支援学校5名 計101名
<講座内容と様子>
●講義「特別支援教育の推進状況について」
●講師:愛媛県教育委員会特別支援教育課 喜安勝也 教育指導係長
幼児児童生徒の一人一人の特性等に応じた教育を行うための基本的な考え方や愛媛県における特別支援教育の現状を理解しました。
●講義・実習「特別な教育的ニーズのある子どもの理解と支援」
●講師:愛媛県総合教育センター 森本久美 研究主事
通常の学級に在籍するLD、ADHD、高機能自閉症の子どもたちの障害特性について疑似体験を行い、支援方法を提示しました。
●講義「通常の学級に在籍する学習面に困難のある児童生徒への支援の実際」
●講師:松山市立椿中学校 向井博子 教諭
LD等の学習面に困難のある児童生徒に対する具体的な支援の在り方について、中学校の通級指導教室における実践事例を通して理解しました。
●講義「言語・聴覚障害児の理解とその支援」
●講師:愛媛県総合教育センター 稲荷邦仁 研究主事
構音障害、きつ音、言語機能の発達の遅れについて学習しました。補聴器を利用した場合の音声体験をしたり、ストローを使っての構音指導の実際について理解を深めたりしました。最後に全員で「世界で一つだけの花」を手話で表現しました。
●講義「肢体不自由児の理解とその支援」
●講師:愛媛県総合教育センター 大野泰伸 研究主事
スプーンでスープをすくう疑似体験やスイッチを使った野球などを通して、肢体に不自由のある子どもたちの困難さの理解を深めました。
●講義「視覚障害児の理解とその支援」
●講師:愛媛県立松山盲学校 水元栄三 教諭
夜盲、弱視、視野狭窄などの場合の見え方をパソコン画面で実感し、視覚障害のある子どもたちの心理面へのサポートの必要性について理解しました。
●講義「特別支援学校のセンター的役割」
●講師:愛媛県立しげのぶ特別支援学校 伊勢元るり子 教諭
県立しげのぶ特別支援学校でのセンター的な役割について、事例を交えた話を伺いました。
<受講者の感想>
受講後の感想を一部抜粋して掲載いたします。
- 疑似体験や実習を通して、子どもの困難さを理解することができた。
- 子どもに対する見方を再考するきっかけとなった。自分は今まで生徒に傲慢に接してきたのではないかと反省した。
- 特別支援教育の必要性や支援の在り方がよくわかった。すべての子どもの良いところを見つけ、伸ばし育てていくことの大切さが伝わった。
- 基礎的な内容を現場での専門性の高い実践や研究を踏まえて講義してもらい、具体的で分かりやすかった。
- 一人ひとりの子どもの顔を思い浮かべながら聞くことができ、日々の実践に生かせる内容だった。校内研修に活用したい。
- 参考図書や教材を展示していたのがよかった。
- 各障害についてとても参考になった。
- 講義が多く、集中力が途切れることがあった。実習や協議を増やしてほしい。
- 日程的にきつかった。もう少しゆとりがあるとよい。

