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義務教育課長メッセージ(平成30年11月1日)

「君たちはどう生きるか」
 

始めにお願いがあります。

とても残念なことですが、このところ、教職員による不祥事が相次いで発生し、憂慮すべき事態となっていることから、先月末、臨時市町教育長会を開催しました。冒頭、県教育委員会 三好教育長は、県内小中学校のほとんどの教職員が、子どもたちの健やかな成長のために日々全力で取り組んでおられることへの感謝の思い、しかしながら、一部教職員の軽率な行動が、子どもたちの心に深い傷を残し、愛媛教育への信頼を大きく損ねることへの残念な思いを強調されました。そして、各市町の教育長に対し、「教育長メッセージ」を作成したので、教職員一人一人に確実に伝えてほしいと話されました。

皆さんの手元には、既に教育長メッセージが届いていることと思います。三好教育長の思いを一人一人がしっかと受け止め、子ども、保護者、地域の方々の信頼に応えられる教育の推進により一層努めていきましょう。

 さて、金木犀の季節になりました。どこからともなく漂ってくる金木犀の香りは、秋の深まりを感じさせます。秋と言えば、「食欲」「スポーツ」「読書」「芸術」…、さまざまな事柄を連想させてくれます。このところ、日本人の活躍がめざましい「ノーベル賞」も、秋の風物詩の一つかもしれません。

 

今年度、京都大学名誉教授、本庶 佑(ほんじょ たすく)さんが、ノーベル医学・生理学賞を受賞されました。これまでに本庶さんは、様々な場面でご自身の研究に対する思いについて語られています。心惹かれるものが数多くありますが、その中でも、特に私の心に残った言葉が、次の「6つのC」です。

“好奇心(Curiosity)を大切に、勇気(Courage)を持って困難な問題に挑戦(Challenge)し、必ずできるという確信(Confidence)を持ち、全精力を集中(Concentration)させ、あきらめずに継続する(Continuation)ことで、時代を変革するような研究を発信することができる。”

「何に興味を持ち、何に全精力を注いでいくか」を大切にし、真実を追求し、研究者として生きてこられた本庶さんならではの言葉です。また、これまで「どう生きるか」ということを、自問自答し続けてこられたことが想像できます。

 先日、県内の公立全中学校をはじめ、職場体験学習受入企業等に「漫画 君たちはどう生きるか」の表紙絵を使用した「えひめジョブチャレンジU-15事業」のポスターを配付しました。すでに目にされた方も多いのではないでしょうか。このポスターには、中学生に主人公「コペル君」のように自分自身で生き方を考えながら、成長してほしいという強いメッセージを込めています。「緊張の1日目、仕事を覚える2日目、仕事に慣れる3日目、創意工夫の4日目、感動の5日目」、5日間の職場体験学習を通して、学んだことや考えたことを大切にするとともに、将来の理想の自分を見据え、この経験をこれからの生き方を考えるきっかけにして貴重な十代の一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。

 AIの飛躍的な進化や職業の変化など、今まで以上に将来を予測することが困難な時代が到来すると言われます。しかし、どんなに技術が進化したとしても、人と人との関わりがなくなることはありません。「どのように自分らしく生きるか」と同様に「人としてどう生きるか」ということも日々の教育活動を通して、それぞれの立場で伝え続けてほしいと思います。

 

 

 

 
 

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